子犬時代。名前の由来などなどどうしてアキって言う名前なの?秋田犬だからに決まっているじゃない。はははというわけで、茶色の子犬は無事我が家のアキになりました。繁殖者の家の子供 からは、「パンダ」と呼ばれていたらしい。目のところに少し黒い毛があるから。 普通、子犬を親犬から放して連れ帰るとき、「ふんふん」泣くに決まっている。 アキは泣かなかった。連れて帰る車の中で私の膝の上で寝ていたのである。 その夜、やっぱりアキは泣かないで寝ている。子犬を連れてきた実感が全然わかない。あまり静かなので「死んでいるんじゃないか」とそーと覗きにいくと「うるさいなー」という顔をする。静かで手のかからない犬だった。 「秋田犬はらくだねぇ」これがアキをもらってきた家族一致の感想。(しかし2代目 クーがこの言葉を覆す。クーを飼った後は「アキはらくだねぇ」と訂正された。) 子犬は大抵いたずらをする。アキもいたずらをした。外飼いだが、縁側に置いたスリッパをつぎつぎ持っていって噛んでいる。しかし怒れなかった。そのスリッパはどう見ても買い換えるのが適当と思われるほどぼろぼろだった。(買い換えるのを不精していたようだ)スリッパすべてアキが止めをさし、新しくスリッパを買い換えるころアキのいたずらは終わった。 ということは、アキは一切怒られず外飼いのため「きゃーおしっこー」という事件 も起さずアキは成長していくのである。ほんとチビやクーと比べて楽だったこと |